肌質にぴったりの成分が入っているシャンプーを選ぼう!!

女性とシャンプー液

シャンプー選びは、結婚相手を選ぶのと同じです。

あなたが結婚相手を選ぶとき、相手の何を見るでしょうか?

顔やスタイルだけではありまんよね。年収、性格、育ち、家族構成、学歴、はたまた夜の相性まで様々なことを知って、この人となら死ぬまで一緒に付き合っていける相手だと確信できたら結婚を決めるでしょう。

シャンプー選びも同じです。シャンプーを構成している様々な成分を知ることで、本当に自分に合った商品なのかを判断できるのです。

 

シャンプーを選ぶときに何を基準にしていますか?

CMで見たことがある、値段が安い、いい匂いがする、有名なメーカーのもの、フケやかゆみに効くらしい。ひょっとして、そんなことを判断の基準としていませんでしょうか?

それでは結婚相手を見た目や他人の評判だけで決めているのと同じです。

 

実はシャンプー選びを間違えていると、頭皮が荒れてフケやかゆみが出てしまったり、酷い時には炎症が起きて髪の毛が抜けてしまうこともあります。それらの症状が出ているにも関わらずシャンプーが原因だと気づかないまま何年も同じ商品を使い続けている人もいます。

シャンプー選びのポイントは『自分の肌質』と『シャンプーに含まれている成分』です。

体質は人それぞれ大きく異なるように、肌の質も人によって異なります。脂性肌でギトギトになりがちな人もいれば、乾燥肌で白い粉がふいてしまう人もいます。肌の質に合っているシャンプーを選ぶことが大切です。

脂性肌の人に適した成分と、乾燥肌の人に適した成分は全く違います。

結婚生活でもお互いの相性が大切です。

自分の体質に合った成分を知って、長いお付き合いができるシャンプーを選びましょう。

 

成分表示欄を読もう

市販のシャンプーには必ず成分が表記されています。そのシャンプーがどんなものから作られているのかを消費者が分かるようにするためです。

2001年の薬事法改正で、化粧品の『全成分表示』が義務付けられたのでメーカーが表示するようになりました。

 

表示欄の2~3番目に書いてある成分に注目

一般的なシャンプーでは成分の配合量が多い順に記載されています。

ほとんどのシャンプーの一番最初に記載されているのは水です。シャンプーは液体なので水分が一番多いのは感覚として分かりますね。

注目するのは2番目に書かれている成分です。2番目にくるのは主要な洗浄成分なので、ここに何が書かているかがもっとも重要です。

シャンプーの洗浄力や頭皮への刺激の強さは洗浄成分に何が使われているかでほぼ決まります。

なお、香料、着色料、防腐剤などは全体から比べると微量なので最後の方に記載されています。

 

薬用シャンプーやアミノ酸系シャンプーの成分欄には注意

・薬用シャンプーの成分表示の順番は信頼できない

テレビCMや薬局で『薬用シャンプー』と書かれた商品を目にしたことがある方も多いと思います。

「薬用というくらいだから頭皮に良いシャンプーなのだろう」とか「医薬品が入っているシャンプーなのかな」と思われやすいですが、誤解があります。

まず、薬用シャンプーに薬は入っていません。薬用シャンプーは医薬部外品というジャンルのシャンプーで、特定の病気を治すことはできないけれど健康の維持には期待できる有効成分が入っている商品です。例えば、薬用シャンプーに育毛・発毛を連想させる文言が書いてあっても、実は新たに発毛することは期待できません。薬用シャンプーには発毛効果のある医薬品が入っていないためです。そのため、薄毛を改善するために薬用シャンプーを使っても効果はないのです。しかし販売業者は発毛効果のあるシャンプーだと消費者に勘違いさせるような売り文句を使って宣伝をするので、ミスリードが起きてしまうのです。

市販されている薬用シャンプーの多くは、フケ、かゆみを防ぐ有効成分が配合されています。ここで注意すべき点は、フケ、かゆみを『防ぐ』ための有効成分であり、フケ、かゆみを『治す』ための有効成分ではないということです。消費者の多くは『防ぐ』ことを『治す』ことと勘違いしがちです。医薬部外品は『健康を維持するための商品』なので、現在フケやかゆみなどの症状を『治す効果はない』のです。

成分表示欄 コラージュフルフルネクスト

さらに薬用シャンプーの問題はあります。

医薬部外品に指定されると、表示する成分の順番はメーカーの思い通りにできてしまいます

薬用シャンプーの成分表示欄には、「有効成分」と「その他の成分」に分けて書いてあることが多いです。有効成分とは一定量以上入っていると医薬部外品に指定される成分のことで、例えばフケやかゆみを防ぐ効果のある成分のことです。

その他の成分に洗浄成分や香料などが記載されているのですが、この順番はメーカーが自由に書くことができます。良心的なメーカーはその他の成分も配合量の多い順にきちんと記載してくれていますが、そうでないメーカーも多いです。

順番を変えて肌に優しい成分を最初に書いたり、刺激が強く皮膚科医などから批判を浴びている成分を消しているメーカーもあります。消費者の目を欺く行為ですね。

その他の成分の1番目や2番目に書かれているものが、主要な成分とは限りません。となると、私たちにはそのシャンプーが刺激が強く肌に悪影響のあるものなのかが分かりません。

薬用シャンプーの成分欄を読んでも、自分の肌質に合っているシャンプーなのかが判断できないことがあるのです。

 

・アミノ酸系シャンプーと書いてあっても注意

アミノ酸系シャンプーは世間での評判がとても良いです。そのためメーカーは付加価値として値段を高くつけて売ることができます。

ずるいメーカーはそこに目をつけます。

原価の安い成分(高級アルコール系成分)を主成分にして、アミノ酸系成分をほんの少しだけ配合したシャンプーを作ります。

そして、わずかとは言えアミノ酸系成分が入っていることを理由にして、広告には「アミノ酸系シャンプー」と大々的に書いて、高めの値段設定をして売り出します。

成分表示を見ないで買う人は実質的には偽物のアミノ酸系シャンプーだと知らずに買ってしまうわけです。

パッケージやサイトなどにアミノ酸系シャンプーと書いてあっても鵜呑みにはせず、きちんと成分表示を読んで本当に主成分がアミノ酸系成分になっているかを確認する必要があります。

結婚に例えるなら、結婚詐欺のようなものですね。うわべだけで判断せず、相手の本心を見抜きましょう。

 

シャンプーは成分ごとに大きく分けて3つの種類がある

シャンプーは『高級アルコール系』『石けん系』『アミノ酸系』の3つに分けることができます。

どの系統のシャンプーが良いのかは体質によって異なりますが、大まかに言うと次のようなことが言えます。

高級アルコール系シャンプーに向いているのは、脂性肌の人、肌が強く荒れにくい人、比較的男性向き。

石けん系シャンプーに向いているのは、普通の健康的な肌の人、脂性肌の人。

アミノ酸系シャンプーに向いているのは、乾燥肌の人、肌が弱い人、アトピー性皮膚炎や頭皮湿疹など頭皮に問題を抱えている人。

 

では、3つの系統のシャンプーにはそれぞれどんな成分が入っているのかを紹介していきます。

 

高級アルコール系シャンプーに入っている成分

高級アルコール系シャンプーは、強い洗浄力があり汚れをよく落とし、さらに価格が安いというメリットがあります。その反面、肌への刺激が強くダメージを与えてしまうデメリットもあります。

多くの皮膚科医は高級アルコール系シャンプーをお勧めしません。それはデメリットである刺激が強いという点を問題視しているためです。

しかし現実では、売れているシャンプーは高級アルコール系シャンプーがほとんどです。例えば、サクセス、クリア、エッセンシャル、ツバキ、パンテーン、ラックス、ダブ、マシェリ、メリット、アジエンスなど誰もが見聞きしたことのある商品には実は高級アルコール系成分が入っています。

 

刺激が強いことが各所で問題視されていますが、今までこれらの商品を使ってきて頭皮トラブルが起きていないのならば肌質に合っていると考えられますので、引き続き高級アルコール系シャンプーを使っても問題ないでしょう。

逆に、フケ、かゆみ、炎症、きしみ、ごわつき、パサつきなどの問題があったのであれば高級アルコール系成分が肌質に合っていない可能性があります。石けん系シャンプーやアミノ酸系シャンプーへ変えることを検討しましょう。

成分表示欄 アジエンス

高級アルコール系シャンプーには合成界面活性剤という成分が入っています。合成界面活性剤とは化学的に作られた界面活性剤のことで、高級アルコール系シャンプーの成分表示欄には以下のような成分が2~3番目に書かれています。

<ラウリス硫酸Na>

石油由来の合成界面活性剤。使用を避けた方がよいとされている成分。洗浄力が強過ぎて必要な皮脂まで落としてしまう、肌の奥まで浸透する性質があり刺激が強過ぎるなどの問題があります。そのため頭皮のトラブルをまねくことが多かったので、最近ではどのメーカーでも使用されなくなってきています。

<ラウレス硫酸Na>

ラウリル硫酸Naを改良した成分です。洗浄力は強いですが、分子を大きくしたことで肌の奥まで浸透せず、ラウリス硫酸Naに比べて肌への刺激が小さいです。刺激は抑えられているものの、洗浄力や皮脂を落とす力が強いので頭皮への負担は大きいです。市販のシャンプーの大多数に主成分として入っています。

<ラウレス硫酸アンモニウム>

ラウレス硫酸Naより少し刺激が緩やかです。しかし洗浄力や脱脂力は強いです。

<オレフィン(C14-16)スルホン酸Na>

植物由来の界面活性剤で、原材料はヤシ油などの植物油。植物由来という言葉の印象から刺激は小さいと思われがちですが、洗浄力が強く刺激も強い成分です。石油系界面活性剤不使用と言われているシャンプーには、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naの代わりにこのオレフィン(C14-16)スルホン酸Naが使用されていることが多いです。植物由来なので安心と消費者に思い込ませて販売している商品に入っていることがあります。

 

『○○硫酸△△』『○○スルホン酸△△』という成分が最初の方に書かれていたら、高級アルコール系シャンプーだと考えてよいでしょう。

 

・サルフェートフリー

サルフェートフリーとは、上記で紹介したラウレス硫酸Naなどの○○硫酸系の成分を使っていないという意味です。世間では高級アルコール系成分をできることなら避けた方が良いという考えが広まっているので、サルフェートフリーという言葉を使って低刺激を売りにしたシャンプーが販売されています。ただし、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naが入っているサルフェートフリーの商品もあるので注意が必要です。

 

石けん系シャンプーに入っている成分

石けんと聞くと肌に優しいイメージがありますね。シャンプーにも石けん系シャンプーと呼ばれるものがあります。

石けん系シャンプーの特徴は、洗浄力・脱脂力が高く、刺激もやや強めで、弱アルカリ性です。

洗浄力が強いために必要な皮脂を落としてしまったり、肌への刺激もあります。また人の肌は弱酸性ですが石けんシャンプーは弱アルカリ性なので、皮膚にとって好ましいものではありません。アルカリ性であるために髪の毛のキューティクルが開き、パサつき、ごわつき、きしみなどが起こりやすく、カラーリングやパーマなどの持ちも悪くなります。そのため、石けん系シャンプーを使ったら残らず洗い流し、リンスでしっかりと中和させることが必要です。

高級アルコール系シャンプーほどではありませんが、石けんシャンプーも肌へのダメージが懸念されます。石鹸という言葉のイメージとは違って頭皮に優しい成分ではありません。

 

脂性肌の人や、乾燥肌でない普通の体質の人で、頭皮にトラブルもない健康な人には向いています。また、石けん成分は微生物に分解されるので環境には優しいという一面もあります。

乾燥肌やアトピー性皮膚炎などの皮脂の分泌が少ない人は、アルカリ性になった肌が弱酸性に戻るが遅いので使用は薦められません。枝毛などの髪の毛の傷みが気になる人も避けた方が無難です。

 

石けんシャンプーの主成分には以下のような表記がされています。

<脂肪酸ナトリウム><脂肪酸カリウム>

<石鹸素地><カリ石けん素地>

<石けん分><純石けん分>

<ラウリン酸Na>

多くの石けん系シャンプーでは、これらの他に保湿剤、香料、金属封鎖剤、酸化防止剤、保存料などの添加物が配合されています。

添加物が全くない無添加石けんシャンプーもありますので、添加物にアレルギーのある人であれば完全に無添加のものを試してみる価値はあります。

 

アミノ酸系シャンプーに入っている成分

多くの皮膚科医が推薦しているのがアミノ酸系シャンプーです。

アミノ酸系の界面活性剤が使われているシャンプーで、適度な洗浄力があり、弱酸性で、天然由来の石けんシャンプーよりも低刺激で髪に優しいのが特徴です。

髪の毛はアミノ酸から構成されたタンパク質なので、アミノ酸系の界面活性剤との相性が良いため髪に優しいのです。

デメリットは価格が高いこと。アミノ酸系成分は原価が高いので、販売価格も高くなってしまいます。

 

頭皮湿疹(アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、接触性皮膚炎など)がある場合には特におすすめです。頭皮に炎症などのトラブルが起きているときは、肌のバリア機能が低下している状態です。そこへ高級アルコール系シャンプーや石けん系シャンプーのような刺激の強いシャンプーを使ってしまうと刺激成分が肌に入り込み、症状を悪化させることが多くなります。そのため低刺激のアミノ酸系シャンプーを使うことを皮膚科医は薦めるわけです。また、頭皮に異常がある場合はリンスにも注意してください。多くのリンスには菌が繁殖しやすい油脂成分を配合してあるので使わない方が無難です。

頭皮湿疹の人以外にも、保湿力の弱い乾燥肌、刺激に弱い敏感肌、髪の毛のダメージがある人など、多くの人に適したシャンプーです。

アミノ酸系シャンプーに向かない人は、極度の脂性肌の人です。アミノ酸系シャンプーは洗浄力が落ちるため、皮脂の分泌が非常に多い人の場合は皮脂を取り切れない可能性があります。そのような体質の人は高級アルコール系シャンプーや石けん系シャンプーの方が適しています。

 

アミノ酸系シャンプーには以下のような成分が主成分として表示されています。

○○グルタミン酸△△

ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルグルタミン酸Naなどです。洗浄力が弱めで、泡立ちも良くないですが、髪の毛が痛んでパサパサになっているのを補修してくれます。

○○メチルタウリン△△

ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルタウリンNaなどです。適度な洗浄力と泡立ちがあります。ヘアカラーとの相性も良いと言われています。

○○メチルアラニン△△

ココイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンNaなどです。グルタミン酸よりも洗浄力と泡立ちが少し良く、しっとりとした洗い上がりになります。

○○グリシン△△

ココイルグリシンNa、ココイルグリシンKなどです。洗浄力があるので皮脂の多い人向けです。キューティクルを痛めないという特徴もあります。

○○サルコシン△△

ココイルサルコシンNa、ラウロイルサルコシンNaなどです。アミノ酸系の成分としては洗浄力、刺激性、アレルギー性が強めです。アミノ酸系成分ではありますが、頭皮に炎症などがある場合は避けた方が無難でしょう。

 

ここまでを読んで、ココイルとかラウロイルという言葉がよく出てくるなと思った方もいると思います。それらの意味についても解説します。

ココイル○○

ココイルグルタミン酸Na、ココイルメチルタウリンNaなどはココイル系として区分されます。ココイル系の特徴は、泡立ちが悪い一方で安全性が高く、適度な洗浄力を持っていることです。

ラウロイル○○

ラウロイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNaなどはラウロイル系として区分されます。

2012年に行われた株式会社北北西と近畿大学の実験では、ラウロイルメチルアラニンNaやラウロイルグルタミン酸TEAなどのアミノ酸系の洗浄成分は、硫酸系の洗浄成分と同等かそれ以上に細胞破壊を起こすことが報告されています。

が、深く調べていくと、どうもこの報告は信ぴょう性が薄いようです。元のソースの文章から近畿大学の文字が消えていたり、北北西が運営しているサイトの該当ページが削除されたりと胡散臭さでいっぱいです。インターネット上には「こんな実験結果があるからアミノ酸系でもラウロイルメチルアラニンNaは危険だ!!」という記事を書いている人もいますが、全く気にしないで良いでしょう。

○○ベタイン

ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタインなどはベタイン系として区分されます。砂糖大根由来のアミノ酸系成分です。他のアミノ酸系成分よりも洗浄力は落ちますが、低刺激で保水力が高く、安全性が高いのが特徴です。乾燥肌や頭皮疾患のある人に向いています。

 

 

その他の注意すべき成分

 

○○TEA、○○DEA

一部のインターネットサイトでは○○TEAや○○DEAと書いてある成分には発がん性あるという話が記載されていることがあります。しかしこれは全くのデタラメです。

○○TEAや○○DEAというのはエタノールアミンという物質のことで、多くのシャンプーに使われている成分です。主な役割としては、酸性やアルカリ性(ph)を調整することや、泡立ちを安定させることです。

シャンプーに使われているわずかな量では人体には何の悪影響もないし、肌に残ることもないので安全性が高いことが分かっているのですが、なぜ発がん性があるという噂が広まってしまったかというと、ネズミにTEAを与え続けると肝臓がんになるという実験結果が報告されたためです。人間に対してこんな異常な使われ方はしないし、報告者もそんな想定をしていたわけではないでしょうが、話だけが独り歩きしてしまったようです。

 

メントール

「メントールが入ったシャンプーは洗い上がりに爽快感があるが、メントールやエタノールは刺激成分なので頭皮に悪影響がある」という話をたまにネット上で見かけますが、実際にどの程度の刺激性があるのかは医学的に分かっていません。また一度の洗髪で使われるメントールの量はごく微量です。頭皮の状態が悪かったり、肌が弱く不安なら避ける方が無難かもしれませんが、通常はそんなに細かいことを気にする必要はないです。

ただ、頭皮や髪の毛を洗うという目的においてはメントールは全く必要ない成分なので、どうしても気になるのであればメントールが入ってないシャンプーを選ぶと安心でしょう。

 

スクラブ

スクラブ入りのシャンプーは、小さな粒子が毛穴の奥まで入り込んで溜まった汚れを落とせるのが売りです。スクラブは洗顔用の化粧品などでも使われていますね。

しかし、すすぎが足りないと逆にスクラブが毛穴などに残ってしまったり、洗い過ぎると頭皮を傷つけるリスクがあるとされています。またマイクロビーズと呼ばれるプラスティック製のスクラブは環境汚染の懸念もされており、オランダでは全面禁止、アメリカでも使用を禁止している法律を制定している州が複数あります。メーカーサイドもユニリーバ、P&G、ロレアルなどの業界をリードする企業が排除していく方針を表明しています。日本では政府の動きに目立ったものはなく世界の動きに比べて遅れていますが、個別企業では資生堂が2年以上前から使用を中止しています。

シャンプーはマッサージするように指の腹で優しく洗えば汚れは落ちますので、スクラブの洗浄力は本来は必要ありません。わざわざスクラブ入りのシャンプーを使って必要のないリスクを背負う必要もないでしょう。

 

無添加シャンプー

無添加と聞くと、安心・安全・健康的なものというイメージを持ちますが、無添加シャンプーというだけでは安心・安全なわけではありません。

無添加とは、旧厚生省が1980年に指定した表示指定成分と呼ばれる103種類の成分を使用していないという意味です。この103種類の成分は体に悪影響を起こす可能性のあるものとして当時指定されたのですが、その後様々な化学物質が発明されたこともあり、この103種類以外にも有害な成分はたくさんあるので無添加だから安心とは言えないのです。制度が古いんですね。

 

防腐剤

防腐剤を入れておかないとシャンプーは雑菌が繁殖したり腐ったりしてしまうため、ほとんどの商品に防腐剤が添加されています。防腐剤と聞くと体に悪いものというイメージを持っている人もいますが、シャンプーに含まれている程度の微量の防腐剤は無害ですので心配は無用です。

防腐剤としては、安息香酸Na、フェノキシエタノール、BG、メチルパラベン、エチルパラベンがよく使われています。防腐剤に対する悪いイメージを利用して売り込むために「パラベンフリー」と書いてある商品もありますが、実はパラベン以外の防腐剤を使っているだけです。ローズマリーなどのハーブの抽出成分などから作った天然防腐剤を使っていることもあります。成分表を見て確認しましょう。

極稀にですが本当に防腐剤が入っていない商品もあります。その場合は使用期限が非常に短いです。パッケージも品質を保つために使い切りタイプだったり、完全密閉タイプだったりという工夫がされています。保存方法にも注意が必要で、浴室にそのまま置いておくと腐ってしまうことがあります。冷蔵庫に保存しなければならないこともあるので、事前に使用方法を確認しておきましょう。

 

 

これまで見てきたように、シャンプーにはそれぞれ特徴があります。

全ての人に最高の効果があるシャンプーはありません。人それぞれの肌質に適したシャンプーがあります。

成分を見ながら、毎日使えて長い付き合いができるシャンプーを選びましょう。

 

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